雨除け

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エクステリア

多様なルーバー:快適な住まいを実現

羽板戸と呼ばれる、細長い板を複数枚並べて、角度調整が可能な建具のことをルーバーと言います。ブラインドと似たような形で、光や風、視線などを自在に操ることができます。住宅の内外を問わず、様々な場所に設置され、快適な住まいづくりに一役買っています。 日差しの強い日には、羽板の角度を調整することで日除けとして機能します。直射日光を遮り、室内温度の上昇を抑える効果が期待できます。また、雨天時には雨除けとしても活躍します。雨水の侵入を防ぎ、窓や壁を保護する役割を果たします。 風を通したい時には、羽板の隙間から風を取り込み、通風を促すことができます。心地よい風を室内に取り込み、自然換気を実現します。湿気がこもりやすい場所では、ルーバーを設置することで換気を助け、カビやダニの発生を抑制する効果も期待できます。 さらに、外部からの視線が気になる場所では、目隠しとしても効果的です。羽板の角度を調整することで、視線を遮りながらも光や風を取り込むことができます。プライバシーを守りつつ、快適な空間を保つことができます。 このようにルーバーは、日除け、雨除け、通風、換気、目隠しなど、多様な機能を持っています。設置場所や目的に合わせて、羽板の素材や形状、サイズなどを選ぶことで、より効果的に活用できます。暮らしの様々な場面で活躍するルーバーは、私たちの生活をより豊かにしてくれると言えるでしょう。
設備

快適な換気を実現する突出し窓

突出し窓とは、外壁から窓が突き出すように設置され、独特の開閉方法を持つ窓のことを指します。別名「突き上げ窓」とも呼ばれ、マンションや住宅など、様々な建物で見かけることができます。 この窓の特徴は、上枠を軸にして窓全体が外側に開く点にあります。一般的な窓のように内側に倒れたり、横にスライドしたりするのではなく、斜め上に突き出すように開きます。そのため、窓を開けても室内側のスペースを邪魔することがありません。家具の配置に影響を与えないため、部屋を広く使うことができます。 また、突出し窓は換気効率にも優れています。窓を開けると、窓自体がひさしのような役割を果たし、雨水を防ぎます。斜めになった窓は雨よけとなり、多少の雨なら窓を開けたまま換気が可能です。室内に直接吹き込む雨を防ぎながら、新鮮な空気を取り込むことができます。 さらに、防犯面でもメリットがあります。外側に開く構造のため、外部から不正に開けにくくなっています。窓を閉めると、枠にしっかりと固定されるため、外部からの侵入を防ぐ効果が期待できます。 このように、突出し窓は限られた空間を有効活用できること、雨の日でも換気がしやすいこと、防犯性が高いことなど、多くの利点を持つ窓です。新築やリフォームの際には、ぜひ検討してみてください。