水平

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建築方法

水平でない?不陸について解説

不陸とは、平らでない状態のことを指します。水平でなく、傾斜していたり、デコボコしていたり、様々な状態を含みます。床、壁、道路、土地など、私たちの身の回りで見かけることがあります。例えば、床の一部が沈んでいたり、道路にひび割れや段差がある場合は不陸と言えます。また、畳が波打っていたり、庭の地面がでこぼこしているのも不陸です。新建材でできた家でも、木材でできた家でも、コンクリートでできた建造物でも、不陸は発生する可能性があります。不陸には、様々な原因があります。建物の構造上の問題や工事の際のミス、時間の経過による劣化、地面の沈下などが考えられます。中には、地震や水害などの自然災害が原因となる場合もあります。不陸は、程度によっては危険を伴います。少しの傾斜であれば問題ない場合もありますが、大きな段差や深い穴があると、つまずいたり転倒したりする恐れがあります。特に、高齢者や小さなお子様は注意が必要です。不陸を見つけたら、まずはその程度を確認することが大切です。小さな不陸であれば、自分で補修できる場合もありますが、大きな不陸の場合は専門の業者に相談することをお勧めします。放置しておくと、状態が悪化したり、思わぬ事故につながる可能性があります。日常生活で不陸に遭遇したら、注意深く通行するように心がけましょう。また、自宅や職場などで不陸を見つけた場合は、早めに対策を講じることで、安全な環境を維持しましょう。
インテリア

家具の安定感!アジャスター徹底解説

家具の安定感を保つための小さな部品、それがアジャスターです。まるで家の土台を支える縁の下の力持ちのように、家具の傾きやがたつきを解消し、水平に保つ役割を担っています。床というのは、一見平らに見えても、よく見ると小さな凹凸があります。新築の家でも、時間の経過とともに床材がわずかにへこんだり、膨らんだりすることもあります。また、家具を作る過程でも、どうしてもわずかな誤差が生じてしまうことがあります。このような床の凹凸や家具の製造誤差は、家具の傾きを引き起こし、がたつきや不安定感の原因となります。机の上の物が滑り落ちてしまったり、椅子に座るとガタガタと音が鳴ったり、といった経験はありませんか?このような不快感を解消するのが、アジャスターの役目です。アジャスターは、家具の脚に取り付ける小さな調節金具です。ネジ式になっているものが多く、回すことで高さを微調整できます。床の凹凸に合わせてアジャスターの高さを調整することで、家具を水平に設置することができ、安定性と快適性が向上します。アジャスターを使うメリットは、家具の安定性と快適性を高めるだけではありません。家具の脚への負担を均等に分散させる効果もあるため、家具の寿命を延ばすことにも繋がります。特定の脚に負担が集中すると、その部分が早く傷んでしまう可能性がありますが、アジャスターでバランスを整えることで、家具全体を長く使うことができます。小さな部品ですが、家具の快適さと寿命に大きく貢献するアジャスター。家具を選ぶ際には、ぜひアジャスターの有無にも注目してみてください。